「野球×投資」を実験としてスタートするために、まずはNPBの親会社を中心に1株ずつ買ってみた。
【この記事でわかること】
- 単元未満株(1株買い)は「注文=約定」ではない。即時買えないタイムラグがある。
- 株は「受渡日(T+2)」で正式に自分のものになる。
- 配当や優待狙いの場合は、権利付き最終日の前日まで(または権利確定日の3営業日前まで)に買わないと間に合わない。
約3万円で8球団のオーナーに!購入銘柄リスト

総額はおよそ3万円(30,082円)。 ユニフォームで言うとプロこれは買えないけど、レプリカなら約3着。あるいは数回の観戦チケット代で、8つの球団(の親会社)の株主になった。
さて、自主トレ期間中に体制が整ったわけだが、1株買いならでは(?)の注意点、懸念点もあった。
1株買いにはタイムラグがある
当初はキリよく2月1日に買おうと思っていた。しかし今年の暦だとあいにく日曜日。日本の株式市場はおやすみだ。であるならば、2月1日に手元に株がある状態にしたい。2月2日に買うのはキリが悪い。
実はこれが功を奏した。まさに怪我の功名。ぼくが使っているマネックス証券で調べてみると「単元未満株は、注文した当日に約定しないこともある」と書かれているではないか。
一般的な100株単位の取引であれば、市場が開いている時間に注文すれば即座に売買が成立する。しかし、多くの証券会社(マネックス証券以外も)の「1株投資(単元未満株)」サービスでは、以下のようなルールが設けられていることが多い。
- 前場(わかりやすく言うと午前)の注文 → 後場の始値(はじめね)で約定
- 後場(わかりやすく言うと午後)の注文 → 翌営業日の前場で約定
つまり、「今日買いたい!」と思って購入ボタンを押しても、実際に買えるのは「明日」になってしまうことがあるのだ。 もしぼくが月末ギリギリの1月30日に注文していたら、タイミングによっては購入が2月2日以降にズレ込んでいたかもしれない。「買いたい日に買えない」という事態を防ぐため、早めの行動が正解だったといえる。
ぼくは市場が休みである1月25日(日)に買っているので、26日(月)の前場での注文と同義だった。そのため、26(月)の後場の始値で約定となった。
さらに注意したいのが、注文自体が「不成立」になるケースだ。 もし注文のタイミングで株価が急変動し、「ストップ高」や「ストップ安」になってしまった場合、多くの証券会社では単元未満株の注文は約定しない(買えない)ルールになっている。
『明日買えばいいや』とのんびり構えていたら、その翌日に大ニュースが出てストップ高……なんてことになれば、いつまで経っても買えない事態に陥りかねない。 今回はすべてが上手くいった。
最大の学び:「受渡日(T+2)」のルール
そして今回、もう一つ知った重要な知識が「受渡日(うけわたしび)」である。株の世界には「T+2(Trade date + 2 days)」というルールが存在する。積立しかやってこなかったために初耳であった。
- 約定日(T): 株の売買が成立した日(レシートに記録される日)
- 受渡日(T+2): 代金の支払いが完了し、正式に株主として名簿に載る日
具体的には、「約定日を含めて3営業日目」にようやく株の受け渡しが完了する仕組みだ。簡単に言うと、買った人商品が届く日が異なるということだ。 (例:1月26日(月)に約定 → 1月28日(水)が受渡日)
これはかなり重要だ。なぜなら「配当金」や「株主優待」をもらう権利に直結するからである。権利確定日の当日に慌てて株を買おうとしても、単元未満株特有の約定の遅れや、この「T+2」のタイムラグのせいで、株主名簿への記載が間に合わず、権利を得られない……という悲劇が起こり得る。
「やきゅとう」では今後、配当金なども視野に入れていく予定だ。「買った=すぐ自分のもの」ではないという感覚は、肝に銘じておく必要があるだろう。

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